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旧新橋停車場 鉄道歴史展示室

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2021年  

2.23 (火・祝)  -  9.5 (日)

「全線運転再開記念 常磐線展」の開催について  

2020年3月14日、東日本大震災の影響により長く不通となっていた常磐線が約9年の時を経て全線で運転を再開します。このような節目の年にあたり、本展では130年に及ぶ常磐線のあゆみや路線の特徴などについて、資料や写真、映像等を通じて振り返り、新たな一歩を踏み出す常磐線の復旧の様子や各駅の姿をご紹介します。

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見どころ!

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1889(明治22)年に友部~水戸間が開業して以来、130年に及ぶ同線のあゆみはきわめて複雑なものとなっている。そもそも起点側からではなく、水戸付近から開業したことからしてその成り立ちの複雑さを示しており、路線の果たしてきた役割も、時代状況に応じて次々に変化しており、これほど時期によって性格が異なる路線も珍しい。また戦時中の土浦事故、戦後間もない時期の下山事件、そして三河島事故と鉄道史に残る事故・事件の現場ともなっている。東日本大震災による津波被害、原子力発電所の水素爆発による、長期にわたる不通も記憶に新しい。本章ではまず常磐線のこれまでのあゆみをたどることにする。

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2011(平成23)年3月11日に発生した東日本大震災は、常磐線に未曽有の被害をもたらした。地震そのものの被害、その直後の津波襲来、加えて福島第一原子力発電所の水素爆発により、常磐線は100㎞以上が不通となった。鉄道路線としてかつてないほどの被害を受けながらも、約9年の歳月をかけて復旧し、全線での運転を再開した。日本の鉄道史を振り返ってみても、これほど長期の不通期間を経て、運転を再開した路線は見あたらず、これは、沿線地域の方々や関係者の鉄路の復旧にかける熱い思いがあったからこそであろう。本章では常磐線の全線運転再開までのあゆみをたどる。

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日暮里から岩沼まで、現在の常磐線には貨物駅の隅田川、臨時駅の偕楽園を含め81の駅がある。東京の通勤圏内の駅は高架駅や橋上駅舎が多く、ラッシュ時を中心とした多数の乗降客に対応している。土浦を過ぎると拠点駅は各地の玄関口としてのたたずまいを持ち、橋上駅舎化されたものも多い。新しく改築された日立駅は著名建築家が設計した駅で、“海の見える駅”として知られる。一方で、中間の小駅はローカルな空気を感じさせるものも多い。また、いわきを過ぎると昭和戦前期からの古い駅舎がいくつも残り、歴史の重みを感じさせる。東日本大震災の被害の大きかった地域では新たに建て直された駅も多く、装いを一新している。そして相馬や、原ノ町といった江戸期からの歴史を持つ町の駅は、和風のデザインでその歴史性を際立たせている。
本章では、こうした常磐線の駅や路線の姿を写真や駅名標等を交えて紹介する。
※各駅の開業年月日等は常磐線駅名一覧を参照

日立駅 海岸口

2011年4月に新設された駅舎からは​太平洋が望める

明治期の開業以来、常磐線ではなぜか同線専用ともいえる車両が多く投入されてきた。低カロリーの常磐炭使用を前提とした蒸気機関車、北海道連絡を大きな使命とした時期の優等列車用の最新の機能・設備を有した気動車、最初の交直流両用電車や、試作要素の大きな機関車や電車等、枚挙にいとまがない。それは各時期の同線の特性を反映したものとも言え、各車両をたどることは、各時期の常磐線の置かれた特異性をも知ることにつながる。ここでは常磐線の特徴的な車両について取り上げる。

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見どころ

鉄道博物館の

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展示風景

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2021年2月23日(火・祝)〜9月5日(日)

旧新橋停車場 鉄道歴史展示室 展示風景を特別に一部公開!

  • 日本及び世界の鉄道に関わる遺産・資料に加え、国鉄改革やJR東日本に関する資料を体系的に保存し、調査研究を行う「鉄道博物館」とします。

  • 鉄道システムの変遷を、車両等の実物展示を柱に、それぞれの時代背景等を交えながら、産業史として物語る「歴史博物館」として位置づけます。

  • 鉄道の原理・仕組みと最新(将来構想を含む)の鉄道技術について、子どもたちが、模型やシミュレーション、遊戯器具等を活用しながら、体験的に学習する「教育博物館」としての性格も持ち合わせます。

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全線運転再開記念 常磐線展

主催

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​©︎2020 East Japan Railway Culture Foundation / East Japan Railway Company

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