税理士法人ジャスティス会計事務所

​オフィス拡張に伴う内装デザイン施工

2021.1 - 2021.9

​事務員拡充と新たな働き方を求め、

フリーデスクを採用した、より働きやすい職場へ

税理士法人ジャスティス会計事務所のオフィス拡張に伴い、弊社にて空間デザイン及び施工を行いました。

所員の増加に伴い、一人一人が持つスペースをこれまでの2倍に拡充。物理的に個人の持つスペースを大きくするだけではなく、ミーティングをすぐ始めることができる会議用の大きなテーブルを複数導入しました。デスクは、足もと周りが開放的な設計の内田洋行のレムナを選定しました。

また、所員の座る椅子には、ハーマンミラー、オカムラ、内田洋行の椅子をエリアごとに変えて配置しました。

執務スペースは、オフィスを一体的に見渡せる壁のない空間づくりを意識して設計しました。

各部署の区切りを1100mmよりも低いキャビネットで柔らかな仕切りを作り、経営者への相談連絡が取りやすい開放的な空間にしています。また、所員全員が使用するOA機器周りに人が集まることができる会議テーブルなどを配置し、会社全体でコミュニケーションが生まれるように計画しました。

​オフィス全体の雰囲気は、暖かみのある空間にするため、壁・床・天井が白やグレーの空間に黄色の色味を持つメルクシパインの木材を合わせました。全ての木材は水性難燃塗料を塗装し、建物資産に傷がつかぬように取り外し可能な工法を取り入れてます。天井についても、空調機の点検等の作業を邪魔しないよう、ルーバーの受け材に溝を作りはめ込んだ簡易に取り外しできる仕組みにしています。

各所員が多くの顧客を抱え、チームで対処する働き方に合わせ、これまで個人に紐づいていたファイリング方法を見直し、所内全体で管理できるよう保管エリアの整理整頓を行いました。

什器は、コストダウンも視野に入れてIKEA家具をオフィス向けに利用。具体的には、ワードローブ用の什器を約20メートルの長さにわたり設置し、資料保管用什器として扱っています。「探す・見つける」時間を要することなく、視覚的に分かりやすい保管方法を提案しました

​また、先述した仕切る役割を持ったキャビネットも、即座に資料を確認できるハイテーブルとして扱える高さのものを採用しています。女性と男性の割合が約半数となるため、身長差を考慮し、所内全体の什器の高さを約1000mm~1200mmの範囲で選定しています。

所員の多様な働き方を考慮し、窓部エリアにハイカウンターテーブルを設けています。

このテーブルは屋外の風景を眺めながら作業でき、所員同士が立ちながらコミュニケーションを取ることができます。
既存の腰壁を利用したカウンターは、二重構造にすることで高さと耐力を確保し、配線や道具箱等の簡易な道具を収納できる棚としても活用できる作りにしています。
また、フットレストは藤原建築設計工務と共同で設計し、シンプルなデザインを保持しつつ、高さを変更できる機能的な設計にしています。

オンラインによるテレワークの際に、周囲を気にせず話せる会議室を新たに一部屋造作しました。

最大四人が打ち合わせできるコンパクトなテーブルと椅子が必要でしたが、スペースが小さいため、既存の什器で最適なものを見つけることが困難でした。そのため、空間を広く使える背もたれのないベンチを新たに造作しました。荷物も十分置けるよう座面を広くし、落ち着いた和の雰囲気を作り出せる琉球畳を採用、緊急時には簡易ベッドにもなるように考えています。

秘密性を重要視した窓のない会議室は、圧迫感のある閉鎖的な空間となります。この部屋を開放的な空間にするため、会議室内に風景のある作品を展示し、窓があるような部屋に仕立てることを提案しました。

展示作品にはドイツ・ベルリン在住の現代作家、村上亘氏の写真作品を選定しています。

作品選定は、施主である税理士法人ジャスティス会計事務所代表の猪本様と作家の村上氏と相談し、作品の色合いや風景から本作品を展示することとなりました。

最後に、本オフィス改修工事の記録として、動画を制作しました。

今回の改修工事の最も難しかった点は、事務所の運営を止まらせることなく、オフィスの拡張工事を行うことでした。どこから工事を開始できるか、休日の2日間でどこまで作業を進ませられるか、常に状況把握とスケジュールを滞りなく進める準備が必要でした。消防の確認やネットワークに不備が無いよう工事が進められたのは、私たちの力だけでではなく、ジャスティス会計事務所総務部・古賀様による全体把握の上手さと、事務所全体のコミュニケーションが良かったことに尽きると思います。

私たちをアットホームに迎えていただき、この仕事に携われたことを心から感謝しています。

​2分ほどの動画です。最後までご視聴いただければ幸いです。