​大宮鉄道博物館

企画展「シュポー !! 走れ ! 蒸気機関車」

2016.7.9 - 2016.9.25

蒸気機関車を五感で感じる、体験する。

大宮鉄道博物館の中でも特に高い人気を誇る蒸気機関車(SL列車)の企画展が2016年の夏に行なわれ、蒸気機関車の歴史や動く仕組み、運転や修繕の様子を紹介する展覧会を開催しました。

蒸気機関車にまつわる部品に触れたり、香りをかいだり、音を聴いたりなど五感で感じられる仕組みをつくり、自らの体験を通して蒸気機関車のことが学べる空間となりました。弊社では空間設計、施工、展示レイアウト、動画制作の協力を行いました。

"ただ触ってみる"という体験ではなく"想像しながら触ってみる"という体験をしてもらうため、箱の中に手を入れて蒸気機関車にまつわる部品を触るコーナーを設置しました。見えないものに触れることで参加者の想像を促し、触覚を最大限に引き上げます。裏に回ると自分の触っていたものが分かる仕組みになっています。

また、普段なら至近距離では見られない模型をドーム状のアクリルケースに頭を入れることによって、より近くで見られる仕組みを作りました。下からのアングルで見れたり、細部まで観察できたり、模型の新しい見方を提供できる展示になりました。

蒸気機関車は複数の車輪が連動して回ることで走りだします。その面白さを実感してもらうために、車輪部分のモデルを作り、参加者が車輪に取り付けられた棒を回転させることによって、車輪が回る仕組みをつくりました。参加者自らがそのような体験をすることで、蒸気機関車の走る仕組みを楽しく分かりやすく伝えた展示になりました。

また、蒸気機関車に関連する音をより注意深く聴いてもらうために、クイズ形式の動画を制作しました。聴覚と視覚を切り離すことで視聴者の想像を膨らまし、新たな発見を促す動画となりました。この動画は展示会場内で流し、多くの親子に楽しんでいただけたものとなりました。

©︎TOKYO TENDER TABLE