旧新橋停車場 鉄道歴史展示室
企画展
「流線形の鉄道
1930年代を牽引した機関車たち」
2019.7.9 - 2019.10.14

流線形鉄道の滑らかな曲線を、
精巧なジオラマ模型を間近で体感。
新幹線や特急列車に用いられる流線形は、走行時の車両の空気抵抗を減らし、速さを追求したデザインです。
流線形デザインは、1920年代後半に乗り物の高速化が世界的に盛んになったことから始まります。「速さ」や「未来感」を彷彿とさせたデザインとして世界の各国で流線形のデザインが取り入れられました。当時、黒い列車から華やかなデザインを取り入れた列車たちはその時代の憧れの存在として世界中に紹介されました。
本企画展では1930年代の流線形の鉄道に焦点を当て、その魅力を伝える展覧会として、弊社は展示レイアウト、図録制作、チラシ制作を協力しました。

展示レイアウト:本企画展では鉄道模型を展示するにあたり、模型の重厚感や鮮やかな色合いを見せるため、白を基調とした展示台を制作しました。展示される鉄道模型は、全長4mに近い列車や1番ゲージといった列車を間近に見ることができるように、アクリル面を広く扱い本展専用に什器を設計・制作しております。



なお、本企画展では初めて重厚なカーテンから白の透け感のあるロールカーテンに変更しました。既存の窓ガラスに遮光用フィルムが貼られていたことで変更可能になり、自然採光が入ることで鉄道模型の詳細を見せる効果がありました。
また、白基調のロールカーテンにより、展示室全体に柔らかな光が広がり開放感のある空間に変わりました。

展示会場の顔として、入り口正面には流線型列車の写真を扱った高さ4mのバナーを設置しました。これは実際の流線形の鉄道を前面から見ているような迫力を持たせたいという担当学芸員の狙いがありました。
バナーが展示室全体との繋がりを無くさないよう透過性の高いものを採用し、入り口まで光溢れる環境となっています。
展示会場のもう一つの顔として、入り口右手の壁には本展示の監修者である福田哲夫さんが手がけた図録表紙のイラストを横幅5mの壁に掲載しています。





