大脇錬矢 / Renya Owaki
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2018
旧新橋停車場 鉄道歴史展示室 企画展「没後20年 工業デザイナー 黒岩保美」展 試作動画
使用ソフト:Premiere Pro,Logic Pro X
音楽は電車の走行音と調和した音楽を電子ピアノにて制作しています。動画が進むにつれて、テーマ性が変わるタイミングに合わせピアノ以外の要素を重ねることで、繰り返しのメロディに展開を加えた演出にしています。
また、映像の展開においては、ヘッドマークの抽象化されたデザインに動画でしかできない操作を加えることで黒岩作品の色の面白さ、形の美しさが作られていくシーン(01:36〜)を表現しました。黒岩氏のデザインを読み取り、再構築することで、黒岩氏のデザイン手法をわかりやすく伝える内容となっています。
「没後20年 工業デザイナー 黒岩保美」展の制作事例と完成作品の閲覧はこちらから。
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2018
大宮鉄道博物館 2018秋の企画展「貨物ステーション 〜カモツのヒ・ミ・ツ〜」展 会場内音楽
使用ソフト:Logic Pro X
音楽は貨物駅に流れる自然音を採取し、それをもとに電子音でメロディを作り上げています。
動画は本展覧会の竣工の様子を撮影し、多くの人が携わっている展覧会であることを紹介致します。
この動画内で使われている音楽は展覧会で使用している音楽の一部になります。
「貨物ステーション 〜カモツのヒ・ミ・ツ〜」展の制作事例はこちらから。
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2018
日本橋とやま館「くらしにインテリア球根を『Glass Bulbs』」展 会場内音楽
使用ソフト:Logic Pro X
館内のサイネージで流す来館者および日本橋とやま館で働く人たちに展示主催者である富山県花卉球根農業協同組合様の働きを知ってもらうための映像に合わせた音楽を制作しました。
ピアノによるメロディと電子音によって、静かで繊細な作業を行う農家の方々をイメージした、素敵な音楽を提供していただきました。
「くらしにインテリア球根を『Glass Bulbs』」展の制作事例はこちらから。
大脇 錬矢 / Owaki Renya
福島県いわき市出身。2018年に武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科を卒業する。
両親の勧めもあり、幼少期より音楽を学ぶ。この経験が進路の選択に関わる基礎となる。常に自らを表現する際に音楽という媒体が必要となっている。
製作する作品は、日常の中で奏でている音の一つ一つを大切に採取し、音を列ねることでメロディを作り上げていく。周囲を圧倒する音ではなく、自然と奏でている音源を拾い集め、再構築することが大脇の得意とする音楽製作となる。
現在はトーキョー・テンダー・テーブルの小林氏・朝山氏と共に音楽と同時に映像製作まで行なっている。
今後の活動としては、人の声も音源の一つとして扱った音楽作品も製作予定。